青森県 ナチュラル農究さんのりんごです
ナチュラル農究さんは、約40年前に安全で美味しい農産物を生産するために発足した生産者グループです。
1970年頃、化学肥料や農薬を多用する農業によって「一見」生産性は上がっていましたが、 土壌は疲弊し、農薬を散布する農業者自身の健康も害される状況でした。
この問題を解決しようと、自分たちで情報を集め試行錯誤を重ね、 農薬や化学肥料に頼らない農業に取り組み始めました。
今では、若い後継者も多く、一代目が長年培った経験・知識を、若い二代目が科学的に分析しデータに基づいた土壌分析技術で、ぼかし肥料作りや土作りに役立てています。
適切な施肥で土作りをした土壌で作物を健康的に育てることで、病害虫に対する抵抗力がつき、その結果農薬の使用を減らすことにつながっています。
青森の厳しくも豊かな自然の恵みを受け、有機質肥料で適切な土作りをした土壌で、育った新農研のりんご・りんごをたっぷりと味わってください。
ナチュラル農究のりんごの特徴は「減農薬」!
青森県でりんご栽培で慣行的に行われている化学合成農薬の使用回数は36剤。(長野県では34〜37剤)
それくらい農薬は使われています。
青森県では、農薬や化学肥料を使わないか、使用量を通常の5割以下に減らして生産した農産物を「特別栽培農産物」として認証しています。
残留農薬は一切ないので、皮ごと丸かじりできる「安心・安全」 減農薬なりんごです。
ナチュラル農究さんのりんごの特徴は「葉とらずりんご」。
収穫まで葉を極力取りません。
葉とらずりんごは、収穫まで葉を残すことで、葉で作られるデンプン(後で糖になる)が多くなります。
そのため糖度が、他のりんごより1〜2度高く、甘い美味しいりんごになります。
見た目が真っ赤なリンゴは収穫前の生育段階で葉っぱを取る「葉摘み」を行います。
そうする事でりんご全体が赤く色つきます。
見た目が良いのですが先ほどの理由で、「色つき=美味しい」では必ずしもありません。